ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。な行

小中学校で習うレベルの有名なことわざ一覧の続きです。

前回までの”ことわざ”はこちらからどうぞ。

ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。あ行

ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。か行

ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。さ行

ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。た行

今回は、な行の”ことわざ”を意味つきで紹介していきます。

ちょっとした会話で”ことわざ”が使えると、相手からは「頭のよい人」という印象になりますよ!

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ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。な行

な行のことわざ

【な】

長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)

権力・財力のあるものには勝ち目がないから、何事も我慢して従えという意味。


泣きっ面に蜂

不運なうえに、さらに苦しみや不幸が重なる例え。


泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)

どんなに道理で争っても、勝ち目のない例え。

だだをこねる子と困る父


情けは人のためならず(なさけはひとのためならず)

人に情けを施せば、必ず自分もよい報いを受ける。


名は体を表す(なはたいをあらわす)

名はそのまま実体をあらわす。


名を取るよりも実を取れ(なをとるよりもじつをとれ)

名声を得るよりも、実際的な利益を得るがよい。


【に】

二階から目薬(にかいからめぐすり)

思うようにできず、効き目もあてにならないこと。


逃がした魚は大きい(にがしたさかなはおおきい)

手に入れそこなったものは実際よりもよいものだったように思えるものだ。


憎まれっ子世にはばかる(にくまれっこよにはばかる)

人に憎まれるような人が、かえって世間では幅を利かせる。


二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)

二度あった物事は、また、もう一度繰り返されるものだ。


二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)

同時に二つの事をしようとすれば、どちらも成功しないことの例え。

うさぎの親子


【ぬ】

ぬかに釘(ぬかにくぎ)

手ごたえや、効き目のない例え。


盗人に追い銭(ぬすびとにおいせん)

損をした上に、さらに損をすること。

貨幣を投げられる泥棒


濡れ手で粟(ぬれてであわ)

苦労せずに利益を得ることの例え。


【ね】

猫に鰹節(ねこにかつおぶし)

好物を目の前に置くこと。油断がならないことの例え。


猫に小判(ねこにこばん)

どんな立派な物でも、持つ人によっては何の値打ちもないことの例え。

猫に小判(大)


寝た子を起こす(ねたこをおこす)

しなくてもよいことをして、悪い結果になる。


念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)

注意したうえにも注意せよ。


【の】

能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)

実力のある者は、やたらにそれを外に表さないものだ。


残り物には福がある(のこりものにはふくがある)

残ったものには、思いがけない幸運がある。


のど元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)

苦しさや辛さも、過ぎてしまえばすっかり忘れる。苦しいときには人に頼み、よくなればその恩を忘れる。


のれんに腕押し(のれんにうでおし)

少しも手ごたえなく、張り合いのないこと。ぬかに釘。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

な行だけでも、たくさんのことわざがありましたね。

「情けは人のためならず」は、他人に情けをかけることを戒めているのではなく、

「情けをかけることは自分のためにもなる」というのが正しい意味です。

次回は、は行のことわざを一覧にする予定です。

お楽しみに!

次の記事

ことわざ一覧を意味つきで。小中学生向け、五十音順。は行

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