もしかすると、あなたは、
「今度神社に行こうと思うんだけど、参拝の方法が分からない」
ということで悩んでいませんか?
確かに、神社は普段あまり行くことのない場所ですから、参拝の作法が分からないのも仕方がないのかもしれません。
実際、参拝者の方々を見ていると、皆さん結構間違ったことをやってしまっています。
今回は、「神社を参拝する方法」についてまとめましたので、この機会に参拝のマナーを覚えて、周りから一目置かれる存在になりましょう。
■ 神社を参拝する方法
鳥居
軽く会釈をしてからくぐりましょう。
他人の家を訪問したとき、無言で家に上がったりしませんよね。
それと同じことです。
参道
参道の真ん中は神様が通るので、真ん中を歩かずに端を歩くようにしてください。
鳥居をくぐるときに、参道の右端を歩くときは右足から、左端を歩くときは左足から参道に入ってください。
手水舎
さて、突然ですが、ここでクイズです。
上の小見出しの漢字の読み方は何でしょう?
正解は、
「ちょうずや(“てみずや”でもOK)」
です。
手水舎での作法は以下の通りです。
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右手でひしゃく(柄杓)に水をくみます。
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左手に水をかけて左手を清めます。
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ひしゃくを左手に持ち替えて今度は右手に水をかけます。
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もう一度ひしゃくを右手に持ち替えて左手に水を注ぎ、それを口にふくんで口をすすぎます。(このとき、ひしゃくに直接口をつけてはいけません)(また、生水を飲んで腹痛を起こした事件もあるので、水は飲まないでください)(水が衛生的でない場合は、この動作は省略して構いません)
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その後、もう一度左手に水をかけて清めます。
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最後にひしゃくを垂直に立てて、水をひしゃくの柄の部分に流し、柄を清めます。(ここまでの動作はすべて初めにくんだ1杯の水で行ってください。ひしゃくで何度も水をくむのはNGです)
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使ったひしゃくは伏せた状態で元に戻しておきましょう。
本殿
さて、いよいよクライマックスです。
本殿では、おさい銭は投げずに静かに入れてください。
レジで店員に釣銭を投げつけられたらどんな気持ちになるかということです。
自分がやられて嫌なことは神様にもしてはいけません。
鈴は1回だけ鳴らしてください。
ファミレスでベルを連続で何回も鳴らされたら店員がどんな気持ちになるかということです。
店員がやられて嫌なことは神様にもしてはいけません。
神社における参拝の基本は、「二礼二拍手一礼」です。
まず、90度の角度で2回深々とおじぎをします。
次に、手のひらを合わせた状態から右手を少し下にずらし、両手を肩幅ぐらいに開いて2回「パンッ、パンッ」と手を打ちます。
お願い事をするのであれば、このタイミングになりますが、間違っても、
「女の子にモ○モ○になりますように」
とか、
「超絶お金○ちになれますように」
などと欲望丸出しの恥ずかしいお願い事をしないようにしてください。
(過去の自分に言い聞かせている)
他力本願もいい所です。
そうではなくて、「日々無事に暮らせていることへの感謝」であるとか、「今年はこんなことを努力しようと思っています」といった誓いを神様の前でするようにしましょう。
神様の前で「これをやります」と誓ってしまったら、やらないわけにはいきませんよね。
だからやります。
そうすると、本当に願い事がかなうかもしれませんよ。
ちなみに願い事をするときは、あらかじめ神様に住所と氏名を伝えておくのですが、混雑時にあまり長々とお願い事をするのは他の人の迷惑になります。
長引きそうなときは、その場は手短に済ませ、少し離れた場所から祈願の続きを行うとよいでしょう。
最後に、鳥居から出るときは、本殿に向かってもう一度軽く会釈をしてから出てください。
■ まとめ
いかがでしたでしょうか。
神社に参拝に行くと、気持ちが引き締まって、「よし、頑張るぞー」というエネルギーがわいてきます。
成功者の中には、神社を参拝する習慣のある人が少なくありませんが、このような効果を利用しているのかもしれません。
あなたも正しい方法で神社を参拝し、かなえたい夢や目標に向かって力強く突き進んでくださいね。
・初穂料と玉串料の違いと読み方。お宮参りや安産祈願、厄除け。