4月1日は、エイプリルフールですね。
この日は、1年に1日だけ嘘をついてもよい日とされていますが、
そこには、何やらルールが存在するようです。
「エイプリルフールにはルールがある」
というのも、一つのネタなのでは?
といった説もありますが、相手に迷惑を掛けないためにも、知っていて損はないので、
今回は、エイプリルフールのルールについてお話していこうと思います。
エイプリルフールのルール
私が小さい頃は、エイプリルフールにルールなどなかったので、
最近になって日本に広まってきたようです。
誰が作ったのかも分かっていませんが、世間に浸透しつつあるルールは、以下のようなものです。
2. 嘘をついてよいのは午前中のみ。午後は嘘のネタバレタイム
3. エイプリルフールについた嘘はその1年間に実現することはない
以下、順番に解説していきます。
~ルールその1~ 誰かが不幸になる嘘はNG
これはルールというか、もはや常識ですよね。
ここで、「誰かが不幸になる嘘」とはどのようなものかというと、
例えば、以下のような嘘が挙げられます。
こういった嘘をついてしまうと、相手は相当な精神的ダメージを受けますし、
場合によっては、取り返しのつかない事態にもなりかねません。
ですから、嘘をつくなら「お互い楽しめて、笑える」ようなものがよいでしょう。
私が、過去で「面白いな」と思った嘘は、
相手:「お父さんが宝くじで100万円当たった」
私:「おぉ、スゴイ! 何かおごってくれ」
相手:「今日はエイプリルフールだよww」
といったものがありました。
~ルールその2~ 嘘をついてよいのは午前中のみ。午後は嘘のネタバレタイム
このルールは、イギリスの「オークアップルデー」という習わしが起源となっています。
オークアップルデーとは、1660年5月29日にチャールズ2世によって王政が復活したことを祝う記念日で、
1859年に廃止されましたが、現在でも英国の一部の地域で行われています。
人々は樫の実(oak apple)や樫の葉を帽子や襟元に身につけ、国王への忠誠を表します。
身につけていない人は、別の場所に連れていかれて罰せられたそうですが、
着用の義務があるのは午前中だけであったことから、「午前中だけ嘘をつく」ことに結びついたようです。
ちなみに、「なぜ”樫の木”なのか?」というと、チャールズ2世が国王に返り咲く前、
クロムウェルとの戦いに敗れたことがあり(ウスターの戦い)、
逃げるときに樫の木に隠れて救われた、というエピソードが由来となっています。
~ルールその3~ エイプリルフールについた嘘はその1年間に実現することはない
これが謎のルールなんですよね。
エイプリルフールについた嘘は、その後1年間は実現しないと…。
中には、「一生叶わない」という説もあります。
ですので、
・「私、ダイエットして痩せたんだ」
・「最近、彼氏ができた」
・「この前買った宝くじに当たった」
といった類の嘘はつかないほうがよいかもしれません(笑)
しかし、反対にこう考えたらどうでしょう。
実現してほしい嘘をつくと、望みが叶わなくなってしまう。
…ってことは、逆に実現してほしくない嘘をつけば、望みが叶うのでは!?
早速やってみましょう。
・「私、また太っちゃった」
・「クリスマス近いのに、全然彼氏できないし」
・「宝くじ買っても、ちっとも当たらないんだけど」
……
……
……
よし!真実だ。
何となく、このルールが成り立つ理由が分かったような気がしました。
(叶わないようなことを言わないと、相手に嘘だと思ってもらえないということです)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今まで、「エイプリルフール=嘘をついてもよい日」ぐらいの認識しかなかったので、
上のようなルールが存在するのが、とても新鮮でした。
読者の方も、4月1日に向け、その場が明るくなって笑えるような、
楽しいネタを考えてみてはいかがでしょうか。
ご拝読、ありがとうございました!