こんにちは、cueです。
2月3日は節分の日ですね。
鬼のお面をかぶって豆まきをする方も多いのではないでしょうか。
さて、この「鬼」ですが、「桃太郎」や「一寸法師」といった昔話に登場したり、
怖い奥さんのことを「鬼嫁」と呼んだり、現代でも日本人になじみの深い存在ですよね。
しかし、
「実際にどのような種類の鬼がいるか?」
と聞かれたら、赤鬼や青鬼ぐらいしか思い浮かばないのではないでしょうか。
そこで今回は、
「鬼の名前一覧」
と称して、日本の鬼の種類や意味を、画像とあわせてご紹介します。
これを読んで、読者もぜひ鬼について詳しくなってください。
それでは、よろしくお願いします。
鬼の名前一覧。日本の鬼の種類と意味を画像つきで紹介(1)
天狗(てんぐ)
民間に伝わる伝説上の鬼。赤い顔で鼻が高く、山伏の格好をして翼で空を飛ぶ。
ヤツデの葉に似たうちわを持っている。
夜叉(やしゃ)
インドの鬼神で、人の肉を食べる悪鬼。
後に仏教に取り入れられ、仏法を守る存在になる。
毘沙門天の手下。
羅刹(らせつ)
力持ちで足が速く、通力(つうりき)によって姿を変え、人を惑わし食らう。
夜叉とともに毘沙門天に仕える。
酒呑童子(しゅてんどうじ)
丹波(今の京都)の大江山に住んでいた鬼のかしら。
都に出ては財宝を奪い、美女をさらったので、勅命により、源頼光と四天王に退治された。
茨木童子(いばらきどうじ)
酒呑童子の右腕。
酒呑童子は源頼光らに退治されたが、茨木童子は逃げ延びた。
その後、渡辺綱に腕を切られるが、綱の伯母に化けて腕を取り返した。
赤鬼(あかおに)と青鬼(あおおに)
地獄に住む鬼。頭には角(つの)を生やしている。
全身が赤いのが赤鬼、青いのが青鬼である。
赤は全ての悪の根源である「貪欲」を表し、青は「怒り・憎しみ」の象徴である。
餓鬼(がき)
六道の一つである餓鬼道に生まれたもの。
常に飢えと渇きに苦しみ、食べ物を手に取ると炎に変わってしまう。
灯台鬼(とうだいき)
弼宰相(ひつのさいしょう)は行方不明になった父を探しに中国に渡った。
そして、ある場所で「灯台鬼」という、頭にろうそくを乗せた人間燭台を見た。
弼宰相は、それが父の変わり果てた姿であると知り、愕然とするのであった。
天邪鬼(あまのじゃく)
日本の妖怪。小鬼のような姿で口真似や物真似を得意とする。
仏教では煩悩の象徴として、四天王に踏みつけられている。
今日では、わざと他人に逆らう”ひねくれ者”のことを指す。
鬼女(きじょ)、鬼婆(おにばば)、山姥(やまうば、やまんば)
女性が前世の行いや怨念で鬼と化したもの。
若い女性を「鬼女」、老婆を「鬼婆」と呼ぶ。
「山姥」は山奥に住む鬼婆で、旅人を食らうとされる。
邪鬼(じゃき)
人に悪影響を及ぼす鬼。悪鬼(あっき)。
かつて流行病は邪鬼の仕業と考えられ、人々は儀式やまじないを行った。
仏像については、四天王に踏まれている天邪鬼のこと。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前半だけでも様々な鬼達がいましたね。
鬼神すらも従えてしまう四天王、恐るべしです。
少し長くなってしまったので、続きはまた後半でご紹介したいと思います。
後半も有名な鬼や強い鬼が登場しますので、どうぞお楽しみに。
それでは、次回、またお会いしましょう!
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