梅雨の時期のように雨が続く季節は、外遊びをしたり、公園に行ったりするのが厳しいですよね。
「うちの子、元気があり余って、なかなか昼寝してくれないんだけど…」
「家にいても、積み木や絵本を繰り返すばかりだし…」
「何か、子供の喜ぶ室内遊びはないかなぁ~」
そんなお母様のために、今回は室内で簡単にできて、しかも盛り上がる室内遊びのアイデアをご紹介したいと思います。
子供の室内遊びのアイデア集。簡単にできて盛り上がるゲームをご紹介
風船バレー
風船をボールとして使用するバレーボールです。
上の動画のように、椅子に座って行ってもよいですし、
広いスペースが確保できるのであれば、普通のバレーボールのように立って遊んでも構いません。
狭い場所では、膝立ちでバレーを楽しむこともできます。
年長のお子様は動ける範囲を決めてハンデをつけたり、
風船の数を増やしたりすると一層盛り上がります。
本格的に取り組むのであれば、ネットと競技用風船が「風船バレーセット」として市販されています。
風船バレーの大会も開かれているようです。
タオル落としゲーム
タオルを棒状に丸めます。
二人一組で、タオルを落とす人と、キャッチする人に分かれます。
タオルを落とす人は、立った状態で、片手でタオルを持ちます。
キャッチする人は、タオルの下の部分で片手を開き、待ち構えます。
落とす人は、タイミングを見計らってタオルを落とします。
キャッチする人は、タオルを落下させないよう、素早くつかみます。
うまくつかめたらキャッチする人の勝ち、つかめなかったら落とす人の勝ちです。
タオルをどのタイミングで落とすか、という駆け引きが面白いゲームです。
ストップゲーム
ピアノが演奏されている間は、子供たちは自由に動き回ります。
しかし、演奏が止まった瞬間、子供たちも動きを止めなければなりません。
少しでも動いてしまったらアウトです。
演奏と静止を繰り返し、最後まで残っていた人の勝ちです。
音楽に変化をつけたり、動きにルールを作ったりすると一層盛り上がります。
新聞乗りじゃんけん
1人1枚ずつ新聞紙を配り、子供たちは新聞紙の上に立ちます。
じゃんけんをし、負けた人は新聞を半分に折り、その上に立たなければなりません。
じゃんけんに負けるたび、新聞紙はどんどん狭くなり、立てなくなったらアウトです。
最後まで残ることができた人の勝ちです。
進行役の人は、悲鳴をあげたり、「落ちる~」と怖がって笑ったりして、ゲームを盛り上げましょう。
つもりかくれんぼ
まず、鬼を決めます。
鬼以外の子供たちは、自分の体が小さくなったと想像して、
部屋の中にある物に隠れたつもりになります。(実際には隠れません)
隠れる場所を決めたら、それを鬼以外の人に教えます。
鬼は、子供たちが隠れた場所を言い当てていきます。
当てられた子供は手を挙げ、最初に見つかった子供が次の鬼です。
鬼は5回、隠れた場所を言うことができ、最後まで見つからなかった子を褒めてあげます。
ハンカチ落とし
鬼を一人決めます。
鬼以外の子供たちは輪になって内側を向いて座ります。
鬼はハンカチを持ちながら輪の外側を回り、タイミングを見計らって
子供の後ろにハンカチを落とします。
ハンカチを落とされた子供はハンカチを持って鬼を追いかけます。
鬼は相手に追いつかれる前に、ハンカチを落とした子供が座っていた場所に座ります。
ハンカチを持っている子が次の鬼となり、以後同じことを繰り返します。
このゲームは鬼がなかなか捕まらないので、
「ハンカチを落とされた人が気づくまで、鬼は走ってはいけない」
といったルールを追加するとよいかもしれません。
(同じ子がずっと鬼になってしまう場合は廃止します)
相手に気づかれないようにハンカチを落としたり、わざと落としたふりをしたり、といった駆け引きも面白いゲームです。
その他の室内遊び
・ボール運び … 浅いトレーにボールを乗せ、どこまで運べるかを競います。
・段ボールハウス作り … 段ボールで簡単な家を作り、折れないクレパスで子供たちに絵を描かせます。
・新聞やぶり … 1枚の新聞紙を手で破いていき、1本のひもを作る。誰が一番長くできるかを競う。
まとめ
人間が一日に生産するエネルギーのうち、多くの割合を消費しているのが骨格筋と脳です。
ですので、子供に心地よい疲労感を与えるのであれば、体を動かすだけでなく、
頭を使う遊びもおすすめです。
今回、様々な室内遊びをご紹介しましたが、どの遊びにも共通して言えることは、
我々大人が子供たちの良い所を見つけ、褒めてあげるとゲームが一層面白いものになるということです。
ぜひお子様と一緒に楽しい時間を過ごし、かけがえのない思い出をたくさん作っていただければと思います。