フケの原因と治し方。頭がかゆい、髪の毛に付いたフケの対策

フケ行く~ 秋の夜~ 旅の空の~♪

はい、こんにちは! cueです。

読者は髪の毛のフケに悩まされていませんか?

「仕事が忙しく、何日かお風呂に入れないと頭がかゆい」
「頭をかくと、フケが大量に落ちてくる」

それで、濃い色の服を着ていると、肩にフケが付いているのが目立つんですよ。

もう、清潔感のかけらもあったもんじゃない。

頭をかきむしる男性500

そこで、今回は、フケが多くて困っている方を対象に、

「なぜフケが出るのか」という原因や、

「フケをなくすためにはどうすればよいのか」という治し方についてお話していきたいと思います。

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フケの原因と治し方。頭がかゆい、髪の毛に付いたフケの対策

フケとは?

突然ですが、ここでクイズです。

「フケ」を漢字で書いてください。

……

いかがでしたか?

正解は、

頭垢

でした!

文字通り、頭皮から生じた垢(あか)ということですね!

人間の頭皮は、他の皮膚と同じように新陳代謝(ターンオーバー)を行っています。

その組織は地層のような構造をしており、下から順に、

基底層(きていそう) → 有棘層(ゆうきょくそう) → 顆粒層(かりゅうそう) → 角質層(かくしつそう)

の4層からできています。

皮膚2-500

頭皮の細胞は、まず基底層で生み出され、有棘層→顆粒層→角質層と次第に表面に押し上げられます。

そして、最後に角質層の細胞が垢となってはがれ落ちていきます。

これが、フケの正体です。

人間の皮膚は、約28日の周期でこのターンオーバーを繰り返しているのです。

フケが出る原因

次に、フケが出る原因について見ていきましょう。

フケには、パラパラとした乾性フケと、ベトベトした脂性フケの2種類がありますので、

それぞれについて解説していきます。

乾性フケの原因

シャンプーの回数が多い

フケが気になるからといって、1日に2回も3回もシャンプーをしていませんか?

シャンプーのし過ぎは、頭皮にとって必要な皮脂までも取り除いてしまうので、

雑菌が侵入したり、地肌が乾燥したりして、余計にフケが生じやすくなってしまいます。

シャンプーや薬剤、紫外線による刺激

洗浄力の強い石油系シャンプー(ラウレス硫酸系やラウリル硫酸系)を使用すると、皮脂の取り過ぎになるため、頭皮が乾燥します。

パーマ液やヘアカラー剤が皮膚に合っていない場合も同様で、頭皮環境を乱し、フケが生じる原因となります。

また、紫外線によって頭皮が日焼けすると、皮膚が酸化して乾燥しやすくなるので、

日差しが強い日は帽子などを被るようにしましょう。

ストレス

ストレスを感じているとフケが多くなります。

その理由ですが、ストレスを受けると交感神経が活発になり、血管が収縮します。

そのため、頭皮に栄養が運ばれにくくなり、角質層の保湿成分が減少することが挙げられます。

脂性フケの原因

マラセチア菌

マラセチア菌は健康な人の皮膚にもわずかに存在するカビ菌の一種です。

中性脂肪を好むため、頭皮の皮脂が多いと、そこに含まれる中性脂肪を分解して増殖します。

その際に作られた物質が頭皮の炎症を引き起こし、かゆみや巨大なフケの原因となるのです。

マラセチア菌300

食生活の乱れ

暴飲暴食や脂っこい食べ物を多量に摂取したりすると、皮脂が多く分泌され、

脂性フケの原因となります。

不規則な食事の時間、栄養バランスの偏り、といった食生活の乱れにも注意が必要です。

頭皮の皮脂の取り過ぎ

乾性フケの所でもお話しましたが、頻繁な洗髪や洗浄力の強いシャンプーの使用は、

頭皮の皮脂の取り過ぎにつながります。

その結果、脳が頭皮を守ろうとして、それまで以上に皮脂を分泌するようになるので、

頭が余計に脂っぽくなってしまうのです。

フケの治し方

シャンプーを見直す

シャンプーを分類すると、大きく

・石鹸系
・高級アルコール系
・アミノ酸系

に分けることができます。

高級アルコールとは、分子中の炭素の数が6以上のアルコールのことで、

決して「ドン・ペリ」で作ったシャンプーではありません(笑)

市販されているシャンプーのほとんどは、高級アルコール系のシャンプーです。

泡立ちがよいのが特徴ですが、洗浄力が強く、頭皮を乾燥させてしまいます。

また、石鹸系のシャンプーも、安全性が高いものの、洗浄力は意外と高めです。

フケを予防する観点で言えば、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

アミノ酸系は洗浄力が強くないので、毎日シャンプーしても頭皮へのダメージを最小限に抑えることができるのです。

洗髪法を見直す

シャンプーを替えるだけでなく、正しい洗髪法で頭を洗うことも大切です。

以下が正しいシャンプーの仕方になります。

1. ぬるま湯で髪と頭皮を洗い、汚れを落とす。ぬるま湯をかけるだけでなく、頭皮を洗うのがポイント。これだけでも汚れの80%は落ちてしまいます。
2. シャンプーを500円玉大ぐらい取り、手の平で十分に泡立ててから髪全体になじませます。
3. 爪を立てず、指の腹を使って優しくなで回すように洗います。後頭部→耳の周り→頭頂部と、後ろから順番に洗うようにしてください。
4. ぬるま湯でしっかりすすぎます。時間をかけて丁寧にすすぐのがポイント。
5. 洗髪後は髪をドライヤーで乾かします。濡れたままにしておくと、頭が蒸れてしまい、雑菌が繁殖してしまいます。ドライヤーは頭皮に温風が当たらないようにして、素早く乾かしましょう。

良質な食事と睡眠を取る

栄養バランスの取れた食事の重要性は色んな所で叫ばれていますが、和食はおかずの品目も多いのでおすすめです。

栄養素では、ビタミンA,Bと亜鉛がフケを改善し、これらは魚介類や豚肉、緑黄色野菜に多く含まれています。

魚介類

また、良質な睡眠もフケ防止には欠かせません。

睡眠不足になると、頭皮のバリア機能が低下したり、ストレスを感じやすくなったりして、フケが発生します。

睡眠時間は最低でも一日6時間以上確保するのが理想です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでの内容をまとめると、

・フケとは、角質層の細胞がはがれ落ちたものである。
・シャンプーのし過ぎや洗浄力の強いシャンプーが頭皮を乾燥させ、フケの原因となる。
・カビ菌やストレスもフケの原因となる。
・シャンプーは頭皮に優しいアミノ酸系のものがおすすめである。
・指の腹で優しく頭皮をなで回し、十分にすすぐのが正しい洗髪法である。
・バランスの取れた食事や睡眠も当然大切である。

ということでした。

どれも普段のちょっとした心掛けで実践できるものなので、早速今日からフケ対策に取り組んでいきましょう!

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