エイプリルフールのルールについて。ついた嘘は1年間実現しない?

4月1日は、エイプリルフールですね。

この日は、1年に1日だけ嘘をついてもよい日とされていますが、

そこには、何やらルールが存在するようです。

「エイプリルフールにはルールがある」

というのも、一つのネタなのでは?

といった説もありますが、相手に迷惑を掛けないためにも、知っていて損はないので、

今回は、エイプリルフールのルールについてお話していこうと思います。

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エイプリルフールのルール

私が小さい頃は、エイプリルフールにルールなどなかったので、

最近になって日本に広まってきたようです。

誰が作ったのかも分かっていませんが、世間に浸透しつつあるルールは、以下のようなものです。

1. 誰かが不幸になる嘘はNG
2. 嘘をついてよいのは午前中のみ。午後は嘘のネタバレタイム
3. エイプリルフールについた嘘はその1年間に実現することはない

以下、順番に解説していきます。

~ルールその1~ 誰かが不幸になる嘘はNG

これはルールというか、もはや常識ですよね。

ここで、「誰かが不幸になる嘘」とはどのようなものかというと、

例えば、以下のような嘘が挙げられます。

1. 相手を不必要に心配させる嘘 … 例:「お前の家が火事だ!」「お前の家族が倒れたぞ」
2. 相手に具体的な損害を与える嘘 … 例:「お前のPC、ウイルスに感染しているからデータを消さないとダメだ」「先輩が”至急○○を買ってきて”って言ってたよ」
3. 相手をぬか喜びさせる嘘 … 例:「お前の欲しがっていた自転車を買っておいたから、今夜外で待ってろ」「お前の好きな○○さんが、”放課後△△に来てほしい”って」

嘘をつく女性

こういった嘘をついてしまうと、相手は相当な精神的ダメージを受けますし、

場合によっては、取り返しのつかない事態にもなりかねません。

ですから、嘘をつくなら「お互い楽しめて、笑える」ようなものがよいでしょう。

私が、過去で「面白いな」と思った嘘は、

相手:「お父さんが宝くじで100万円当たった」

私:「おぉ、スゴイ! 何かおごってくれ」

相手:「今日はエイプリルフールだよww」

といったものがありました。

~ルールその2~ 嘘をついてよいのは午前中のみ。午後は嘘のネタバレタイム

このルールは、イギリスの「オークアップルデー」という習わしが起源となっています。

オークアップルデーとは、1660年5月29日にチャールズ2世によって王政が復活したことを祝う記念日で、

1859年に廃止されましたが、現在でも英国の一部の地域で行われています。

人々は樫の実(oak apple)や樫の葉を帽子や襟元に身につけ、国王への忠誠を表します。

身につけていない人は、別の場所に連れていかれて罰せられたそうですが、

着用の義務があるのは午前中だけであったことから、「午前中だけ嘘をつく」ことに結びついたようです。

チャールズ2世

ちなみに、「なぜ”樫の木”なのか?」というと、チャールズ2世が国王に返り咲く前、

クロムウェルとの戦いに敗れたことがあり(ウスターの戦い)、

逃げるときに樫の木に隠れて救われた、というエピソードが由来となっています。

~ルールその3~ エイプリルフールについた嘘はその1年間に実現することはない

これが謎のルールなんですよね。

エイプリルフールについた嘘は、その後1年間は実現しないと…。

中には、「一生叶わない」という説もあります。

ですので、

・「私、ダイエットして痩せたんだ」

・「最近、彼氏ができた」

・「この前買った宝くじに当たった」

といった類の嘘はつかないほうがよいかもしれません(笑)

満面の笑みでハンバーガーを食べる男性

しかし、反対にこう考えたらどうでしょう。

実現してほしい嘘をつくと、望みが叶わなくなってしまう。

…ってことは、逆に実現してほしくない嘘をつけば、望みが叶うのでは!?

早速やってみましょう。

・「私、また太っちゃった」

・「クリスマス近いのに、全然彼氏できないし」

・「宝くじ買っても、ちっとも当たらないんだけど」

……

……

……

よし!真実だ。

何となく、このルールが成り立つ理由が分かったような気がしました。

(叶わないようなことを言わないと、相手に嘘だと思ってもらえないということです)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今まで、「エイプリルフール=嘘をついてもよい日」ぐらいの認識しかなかったので、

上のようなルールが存在するのが、とても新鮮でした。

読者の方も、4月1日に向け、その場が明るくなって笑えるような、

楽しいネタを考えてみてはいかがでしょうか。

ご拝読、ありがとうございました!

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