もしも読者が、保育園や学校の先生、高齢者施設の職員だとしたら、
仕事で運動会の種目を考えなければならないかもしれません。
しかし、
「おもしろい種目が思い浮かばない!」
「簡単にできて安全な競技は?」
ということで、お悩みではないでしょうか。
そこで今回は、数ある運動会の種目の中から、
楽しくてユニークなものを10個、ご紹介したいと思います。
じっくり読んで、読者の学校・施設にピッタリの競技を見つけてみてください。
運動会のおもしろい種目。簡単でユニークな競技10選。
ペットボトルリレー
1.5Lのペットボトルの底を切り落とし、キャップの部分にはバトンぐらいの長さ・太さの塩ビパイプを取り付けます。
切り落とした底の部分にドッジボールを乗せ、それをバトン代わりにして、リレーをします。
ボールを落とさないように走るのは案外難しく、色んな運び方をする子供たちの姿が見られて楽しい種目です。
しっぽ取りゲーム
50人ぐらいの人数を赤・白の2つのグループに分けます。
長さ40cmぐらいに切ったビニールひもをズボンの後ろにはさみ、
「しっぽ」を作ります。
笛やピストルの合図で相手チームのしっぽを取り合い、取られた人はスタート位置に戻ります。
一定時間内に、しっぽを取られなかった人が多いチームの勝ちです。
運命走
ピストルや笛の合図で5~6人が一斉に走り出します。
途中に置かれている札を取り、札に書かれた番号のアイテムに乗ったり、
身につけたりしながらゴールする競技です。
足の速い・遅いに関係なく順位が決まるところに面白みがあります。
ボール入れ
グループを紅白の2チームに分けます。
それぞれのチームの真ん中に家庭用のビニールプールを設置し、
そこから一定の距離にプールを囲むようにラインを引きます。
笛の合図で、ラインの外からパイル地のドッジボール大のボールをプールに投げ入れ、入った個数を競います。
上に向かって玉を投げづらいお年寄りでも楽しむことができる種目です。
十字綱引き
4本の綱を十字の形につなぎ、4チームで対決します。
最終的に、綱の真ん中の部分が自分の陣地に入ったチームの勝ちです。
普通の綱引きと違い、相手チームと協力したり、裏切ったりと頭を使うところがおもしろい競技です。
じゃまじゃま玉入れ
グループを赤と白の2チームに分けます。
ルールは普通の玉入れと同じですが、各チームにプラカードを持った鬼がいて、
子供が玉を入れようとするのを邪魔します。
玉入れのような定番の種目でも、一工夫することでユニークなものに変わるという例です。
蛇の皮むき
一つのチームが20人前後になるようにグループ分けをします。
全員が腰に縄を巻き、それぞれが前の人の縄をつかんで縦に一列になって走ります。(縄は競技中、放してはいけません)
コーナーを回ったら、全体で停止し、一番後ろの人から順に仰向けになって倒れていきます。
倒れるときは、後ろ歩きで下がり、先に倒れた人を追い越してから倒れるようにします。
先頭の人まで倒れたら、今度は先頭の人から起き上がっていき、全員で再びゴールを目指して走ります。
ちぇっこり玉入れ
こちらも従来の玉入れを工夫した競技になります。
アフリカのガーナ民謡「チェッチェッコリ」が流れている間は、
全員で踊り、曲が終わったら玉入れを開始します。
再び曲が流れたら、またみんなで踊る、という流れです。
低学年の子供たちがダンスをしている姿がかわいらしいです。
さかな取りリレー
お次は、親子競技のご紹介です。
親御さんはバケツ、お子さんは浮き輪を持って走ります。
途中に置いてある魚の中から浮き輪と同じ色の魚を獲ってバケツに入れます。
再び走り、折り返し地点にある箱に魚を入れたらスタート位置に戻り、次のペアにバケツと浮き輪を渡します。
チームカラーの魚を一番早く獲り終えた組の勝ちです。
保育園ぐらい子供は、あまり複雑なことはできないので、
これぐらいシンプルな競技の方がスムーズに進行します。
4WD
最後は「4WD」という種目です。
4人で一組になり、前後左右の人と足を結んだ状態で走ります。
二人三脚とムカデ競争を合わせたような競技になっています。
人数が多くなった分、難易度は高く、中高生や大人向けのプログラムになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した種目は、いずれも身近な道具を使ったり、定番の競技に一工夫したりするだけでできるものです。
この記事が、運動会の種目選びの一助となれば幸いです。
それでは運動会が楽しく盛り上がりますよう、お祈り申し上げます。
ありがとうございました!