「最初はグー!」
「じゃんけんぽん!!」
というわけで、こんにちは。cueです。
この、
「最初はグー」
という掛け声は、タレントの志村けんさんが考案したというのだから驚きです。
何でも、飲み会の場のじゃんけんで、酔ったメンバーの手がなかなか揃わず、
この掛け声を入れて間を取ったところ、全員のタイミングを合わせることができたとか。
ところで、読者の方は、じゃんけんが弱いことで悩んでいませんか?
いつもじゃんけんで負けてばかりの人は、それなりの原因があるのです。
そこで、今回の記事では、じゃんけんの必勝法について、
一対一の場合と、大人数でやる場合のそれぞれで、勝ち方のコツをお伝えしていきたいと思います。
じゃんけんの勝ち方
一対一でやる時の必勝法
最初に「パー」を出す
じゃんけんをする時、一番最初に、
「グー」
を出す人が多いです。
その理由として、じゃんけんの手を、
「グー → チョキ → パー」
という順番で認識している人が大半だということと、
相手が怒っていたり、緊張していたりすると、体が硬くなって、
手を握りしめる傾向があるからです。
また、相手が準備できていないうちに、いきなりじゃんけんを始めたり、
「負けたら罰ゲームね」
と緊張感を与えることで、さらに向こうが「グー」を出す確率を高めることができます。
「あいこ」には負ける手を出す
例えば、初めに「パー」を出し、相手も「パー」を出して、あいこになったとします。
この時、次に出す手を「あいこ」に負けるような手にすると、勝つ確率を高めることができます。
その理由ですが、人はじゃんけんであいこになった場合、
次の勝負では違う手を出してくる可能性が高いからです。
「何回も同じ手を出す、ワンパターンな奴だと思われたくない」
「あいこになったのだから、次はあいこを回避しなければならない」
といった心理が無意識のうちに働くのでしょう。
その結果、「パー」であいこになった次の勝負で、相手は「グー」か「チョキ」を出してくるので、
「パー」に負ける「グー」を出すことが最善の策となるわけです。
宣言した手に勝つ手を出す
これは、じゃんけんをやる前に、
「次は『グー』を出すからね」
と宣言する方法です。
ここで、相手の反応は次の二つに分かれます。
・相手がこちらを信用しなかった場合 → 相手は「グー」を出す。
(相手は、こちらが「チョキ」を出すと考えるため)
したがって、出すことを宣言した「グー」に勝つような手である「パー」を出すことで、
少なくとも引き分け以上の結果を期待することができるわけです。
大人数でやる時の必勝法
じゃんけんで、グーとチョキとパーが出される確率は、\(\frac{1}{3}\) ずつではありません。
手の出し方について十分な数の統計を取ると、
チョキ … 32%
パー … 33%
という結果になったそうです。
それで、なぜ「グー」の出される確率が高いかというと、前述の通り、
人は「グー、チョキ、パー」の順番で手を出す癖があることと、
手の形が複雑な「チョキ」は、面倒なので出されにくいからです。
したがって、大人数で勝負をするときは、「パー」を連続して出していくことが必勝法となるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで紹介してきた勝ち方を実践することで、読者は、
「じゃんけんの強い人」
になれることでしょう。
ちなみに、「じゃんけんグリコ」という遊びがありますが、
これは、相手とじゃんけんをして、
最終的に階段の上にいた方が勝者となるゲームです。
このゲームにおいて、それぞれの手の期待値を計算してみると、
・チョキ … \(-3 \times 0.35 + 0 \times 0.32 + 6 \times 0.33 = 0.93\)
・パー … \(6 \times 0.35 + (-6) \times 0.32 + 0 \times 0.33 = 0.18\)
となるので、負けてもダメージが少なく、買った時のメリットが大きい
「チョキ」が最も有利な手であることが分かります。
それでは、読者が今後のじゃんけん人生において、連勝街道を歩まれることを祈念し、
締めくくりたいと思います。
どうも、ありがとうございました!